こんにちは!今回は自分が17歳の時に手術をすることになってしまった盲腸について取り上げます。
盲腸とは
みなさんそもそも盲腸ってなんのことをさしているかわかりますか?
実際に盲腸というのはただの臓器の名前です。
「盲腸」になったときこの盲腸の下部(体基準でいうと自分の右下腹部)に位置する虫垂というところが炎症を起こしていることを指します。
よって正式名称は「虫垂炎」といいます。
症状
一般的には、
・吐き気 ・食欲の低下 ・初期はみぞおちの痛み、やがて右下腹部へ
といわれています。
吐き気と食欲に関してはただの風邪の可能性もあるので判断材料としては弱いですが、お腹の痛みが現れたら、我慢せず病院にいくべきです。
私の叔父は腹痛が見られてもしばらく放置した結果症状がかなり悪化してしまい手術が難化したとのことでした。
私がきづいたきっかけは部活中に胃もたれしているときに似たような気持ち悪さを感じていました。
決定的だったのがおなかを抱えてしゃがんだ時に右下腹部におなかの中に風船が入っていてそれが割れそうな痛みがして、帰宅後病院に夜間診療で診ていただき血液検査をしそのまま入院しました。
虫垂の働きと必要性
結論からいうと虫垂はなにもしていなく切除してもなにも問題なく生きていけるというのが現在の通説みたいです。
厳密にいうと虫垂が何かしらの働きを持っていたとしても現在の科学では解明できていないとうことです。
もしかしたら今後に必要性がみつかる可能性もゼロではないということでしょう。
原因
こんなにも有名な病気である盲腸ですが、実はいまだに原因が解明されておりません。
というのも上記の通りそもそも虫垂がなんのためにあるのかがわからないので原因もわからないということみたいです。。
ちなみに僕は入院する前の一週間エナジードリンクをほぼ一日3本のペースで飲んでたので関係あるのではないかとにらんでます。(僕がにらんだところでなにも発展しないとは思いますが笑)
治療方法
盲腸の治療方法はシンプルに外科的治療(手術)と内科的治療(薬による療養)に分かれます。
それぞれのメリット、デメリットを比較していきましょう。
外科的治療
メリット ・再発するリスクがゼロ ・長期的にストレスがない ・初期であれば腹腔鏡手術という傷跡が少なく目立たない術式がある
デメリット ・全身麻酔の手術なのでリスクがある ・体に傷が残る ・虫垂が永久になくなる
内科的治療
メリット ・手術に比べるとリスクが少ない ・傷が残らない ・虫垂を残せる
デメリット ・体質によっては効果がない可能性がある ・再発のリスクが高い(30~40%) ・定期的に検診が必要
以上の点を理解した上での決断が必要です。
ちなみに私は、またあの痛み(けっこう痛い)と通院が面倒くさいので手術を選びました。
手術までの流れ
入院したその日はとにかく何も食べてはいけないという指示だけもらい、寝るだけでした。
次の日に主治医の先生にお会いして治療方法の決定。
運よくわたしはその日に空きがありそのまま行うことに。
全身麻酔についてのリスクの説明、万が一の場合の輸血の同意書の記入をしました。(未成年だったので僕の母が)
もろもろ検査を行い、そのまま手術室まで歩いていきました。(展開早いですがほんとにこんな感じです。笑)
そのまま手術台に横になり氏名の確認が済むと麻酔が喉から煙で(点滴タイプもある)流れてきました。
意識の確認のためにいろいろ質問されます。
眠るもんか!と目をひん剥いていましたがそのうち目の焦点が合わなくなりました。
そして、きがつくと手術は終わっていて、病室にいます。
あっという間なんてもんじゃないです。
ほぼ瞬きみたいな感じです。(笑)
手術後
まず起きて一番最初に股間に違和感があります。
尿道カテーテルというものが自身の尿道に入っています。
怖かったです。
変に動いて角度が、、とかなるのでこの日はむやみに動くことはやめましょう。次の日の午前中には取ります。
抜いた後のトイレも角度によってはいたいのでしばらくは痛みとの戦いでした( ;∀;)
ついでに言うとメスをいれるところの関係で陰毛がすこし除毛されます。
手術箇所についてはしばらくは麻酔がきいていて痛みはないですが、やっぱりお腹を切っているので麻酔が切れるとその日一日はかなり痛みます。
夜はしんどいです。
無理せず痛み止めなどをもらいましょう。
傷跡については三か所になります。
・おへそ ・おへそから少し左下(腰より上) ・さらにそこから5センチほど下(腰より下)になります。
全然目立ちませんがお腹を出すなど服装によっては二番目の傷は見えるかもしれません。
その後
ご飯は手術の次の日の昼から食べれますがしばらくは流動性っぽいものです。
ただし点滴をしているとあんまりお腹も減りません。
シャワーは病院によるとは思いますが4日後に浴びることができました。
気持ちいいです。
看護師さんに相談するといいと思います。
そんなこんなで5日後に退院をしました。
縫った糸を抜く抜糸という作業をする必要があるみたいで、私の場合は経過観察も含めて一週間後に来院し、これにて盲腸退治完了でした。
まとめ
・右下腹部に痛みを感じた時は早めに病院に行く。
・治療方法は二通りあるのでそれぞれの良い点、悪い点を考えて決断する。
・手術の場合は多少痛いこともあるので覚悟する。ただし、再発はないので今後は安心できる。
いずれは、入院生活の際の注意事項なども記事にします!
ではまた!